◆大館
委員 何月ごろというのは出てこないのかな。
◎
田湯 まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 これからの
進捗状況によりますが、私とすると4月中には
オープンできる体制でいきたいと思っております。今後の
進捗状況に当然よっていきますけれども、そこを目標にしていきたいと思っております。
以上です。
◆大館
委員 本
棟工事の電気、機械はことしの3月中に
契約ということでありますが、えてしてこれまでの
工事の
契約等を見ていれば、途中で
設計変更とか、あるいは金額の上限の
訂正等がままあるわけですが、今回のこの
工事に関しては、その辺は大丈夫ですか。そこを危惧しますけれども。
◎
田湯 まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 そこは十分に
実施設計を踏まえて、さらには今回
変更設計ということもやってまいりましたので、大きな
変更ということはないものと思っております。ただ、よくございますのは、地下の
部分で
想定外のものが出てきたりとかという
部分は、これは突拍子もないやむを得ない
部分なんですが、あとは設計後につくっていくということから考えますと、大きな
変更ということは現時点で我々もかなり吟味してきたつもりでございますので、その辺はまったくないとは申し上げられませんが、あっても少ないのではと思っております。
以上です。
◆大館
委員 やはり工期、目標を定めたらそれに向かっておくれることのないように、それから
設計変更もないように吟味した形での
最終的結論を出して、いいものを予定どおりつくっていただくことを要望して終わります。
○
小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
2
八戸ブックセンターについて
○
小屋敷 委員長 次に、
八戸ブックセンターについて報告願います。
◎
田湯 まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 続きまして、
八戸ブックセンターにつきまして、12月4日の
オープンから約1カ月半が経過したことから、これまでの
状況等について御報告させていただきます。
初めに、
平成28年12月4日から
平成29年1月15日までの、
開館日数35日の
状況ですが、
来館者数は合計で4万8853人、1日平均1253人となっております。
販売冊数は2712冊、1日平均78冊で、
販売額は415万514円、1日平均11万8587円となっております。
販売実績の
内容ですが、推定の年齢でございますが、30歳から50歳代が全体の約半数、50歳代以上と思われる方が全体の約4割となっております。
曜日別に見ますと、土曜日、日曜日で全体の約半数を占めております。
ジャンルについては、多岐にわたっておりますが、
市内書店では取り扱いが少ない純
文学、海外
文学、学術
文学、洋書などが主に売れております。
また、全体の2割程度が
本体価格2000円以上の高単価の書籍となっております。高
単価書籍を置いていることで、
市内書店を補完する役割を担っているわけでもありますが、この結果から今までになかった
文化に接する
きっかけを創出できているものと考えております。
次に、
読書会ルームの
利用状況ですが、
資料に記載のとおりの
利用状況となっております。
読書会に使用していないときは、通常の
読書席等の一つとして開放しておりましたが、
オープン以降、
読書会会場としての
利用方法などの問い合わせがふえてきております。また、今後は
ブックセンター主催の
読書会を実施していくこととしており、
利用件数はふえていくと見込んでおります。
次に、カンヅメブースの
利用状況ですが、1月15日現在で、
利用するために必要な
市民作家登録者が47人で、
利用件数は26件となっております。高校生から年配の方まで幅広い年代の方が登録、
利用しており、今後出版などに向けたワークショップを企画するなど、可能な限り
利用者をサポートしていきたいと考えております。
次に、
ブックセンターの
紹介記事などについて御説明申し上げます。
オープン以降さまざまな媒体で
ブックセンターを
紹介いただいております。私どもで把握している範囲ではございますが、新聞では
全国紙5社、
地方紙では県外も含め6社、
業界紙や雑誌などにおいても11社に掲載をいただいております。
また、
ブックセンターのホームページにつきまして、
オープンした12月には3万件を超える
アクセス数があり、そのほか、テレビやラジオなどでも取り上げられ、共同通信社からも全国に発信されるなど、
注目度は大変高く、
ブックセンターを
きっかけとして
八戸市、そして本の
まち八戸のPRにもつながっていると考えております。
資料として、新聞などの切り抜きを添付させていただいておりましたので、一部御
紹介させていただきます。
補足資料の2ページをごらんいただきたいと思います。
アンケートの次にございます。
資料の2ページ目は、北海道新聞の記事ですが、
オープン内容などのほか、
商店街の方も期待しているという
内容が掲載されております。
5ページに参りまして、
業界紙の新聞之新聞の記事ですが、
関係者の方々の
意見などが掲載されており、カネイリの社長さんのコメントとして、
ブックセンターをディレクションしていただいている内沼氏を
紹介した経緯、
地方都市の
書店は厳しい
状況であり、知の
拠点を守る最後の砦は行政が担う必要もあるのではないかといった
内容などが掲載されております。
6ページ目は、
劇作家の
平田オリザさんが来八された際の
インタビュー記事で、
ブックセンターが
地域文化の
活性化につながるなどの
意見の
内容が掲載されております。
最後に、11ページでございますが、1月17日の朝日新聞の
編集委員の記事でございます。全国的に
書店は減少していて、厳しい
状況の中、
八戸市内の
書店も期待しており、今後の動向に注視していきたいという
内容が掲載されております。
以上、一部の
紹介となりますが、後ほどその他の紙面につきましても、ごらんいただければと思っております。
次に、
資料の2ページ目をごらんいただきたいと思います。
ブックセンターで
来館者を対象とした
アンケートを実施しておりましたので、その概要について御説明いたします。
アンケートは
平成29年1月2日から実施し、15日までで取りまとめております。
開館日数は13日間、
回答件数は92件になっておりますが、現在も引き続き
アンケートは実施しており、当面、
市民の皆さんの
意見を聞いていきたいと考えております。
性別、年齢、
来館回数は
資料のとおりでございまして、
回答者の4割以上が市外からお越しの方でございました。
問いの5番以降が
ブックセンターについての質問となっておりますが、問い5の
雰囲気については、全体の約85%の方から、非常によい、よいという回答をいただきました。問い6については、
ブックセンターでは
市内書店では余り並んでない本を選定していますが、その
内容についての問いとなっており、全体の約70%の方から、非常によい、よいという回答をいただきました。文章でいただいた感想、
意見においては、普段出会わない本が多くてよいという
内容の
意見を多数いただいておりましたが、洋書や
児童書のほかさまざまな分野の専門的な本を並べてほしいなどの
意見もいただいております。
問い7については、
市内書店や図書館と違い、テーマに沿った陳列をしておりますが、その
内容についての問いとなっており、全体の約77%の方から、非常によい、よいという回答をいただきました。
文章でいただいた感想、意見においては、テーマごとの検索がおもしろいなどの意見も多数いただいておりましたが、テーマがわかりにくい、目立たないなどの
意見もいただいております。
問い8の今後も
ブックセンターに来たいかという質問には全体の約91%の方が、ぜひ来たい、機会があれば来たいという回答をいただいております。
問い9では、
ブックセンターに望むことについて、文章での回答をお願いしましたが、本の冊数をふやしてほしい、企画
事業などを開催してほしいなどの意見をいただきました。
問い10のその他意見では、長期継続してほしい、居心地がよかったなどの
意見を多数いただいておりましたが、
施設の広さが足りない、
通路が狭い、本がとりづらい棚があるなどの課題となる意見をいただきました。全体的に多くの方から好評を得ている回答をいただいておりましたが、課題となる
意見も幾つかいただいております。今後も
アンケートを継続して実施していきますが、今回いただいた課題となる
意見につきましては、可能な限り改善できるよう
検討していき、
市民の皆様にとって
利用しやすい、よりよい
施設となるよう努力してまいります。
以上が
ブックセンターの
オープン後の
状況となりますが、今後も
ブックセンターの周知を図りながら、本の
まち八戸の
拠点施設として関係団体との連携や情報発信など、公共
施設としての役割を十分に満たし、
市民の皆様に親しんでいただくとともに、本でまちを盛り上げてまいりたいと考えております。
以上で説明を終わります。
○
小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地
委員 ただいまの報告、大変まず滑り出しがよかったという話で、それについてはよかったと思っています。私自身も何回かお邪魔したり、本も買っていますし、時間があればどういう
状況かというのは見ているんですけれども、基本的な質問をします。
私が過去に一般質問で市長に質問をしたときは、再質問の場で、市長は、とんとんになるというお話をされました。そのとんとんになるという理由は、どういうことなのかということは聞く時間がなかったので、聞かなかったのですが、通常考えれば、かかる経費分が利益として見込まれるということをとんとんというと思うんです。しかし、その後に、これも新聞報道で、6000万円の経費をかけるが、売り上げ目標は2000万円であると。そうすると差し引き4000万円の赤字というか、経費がかかるわけだけれども、2000万円は売り上げをすることができるというお話がありました。それを聞いたときに、なぜ本の売り上げが2000万円で、2000万円の利益が出るのかというのは不思議は気持ちがしたんです。
もしかしたら皆さんの中には6000万円の経費は原価といいますか、採算に考えない、ですから本をそろえて6000万円の経費をかけて、2000万円売り上げればもう2000万円自体が利益になるという誤解をされているのではないか。我々一般人の考えは、仮に2000万円の本を売れば、本を売ったときの利益、利潤、それは20%か30%かわかりませんが、2000万円売ると例えば20%の利益だとすれば400万円、ですから、400万円が利益として出て、売った2000万円の本をまた補充するということになるので、また同じようにその2000万円の分の本を買って並べると。そうしますと、またそれが売れた分がさっき言ったみたいにさらに2000万円売れれば、利益として400万円ですから、トータルで4000万円の本を売り上げたとしても、800万円の利益だということになると、仮に年間で考えれば、800万円の利益ですから、5200万円の経費がかかっていると、赤字になっているということになると思うんです。そのような普通の考え方でいけばそうなんですけれども、皆さん方が、6000万円の経費がかかるのに、2000万円の売り上げがありますので4000万円の赤字ですと言った根拠は何なのかちょっとお聞きしたいと思います。
◎
田湯 まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 2000万円については、私もいろいろ調べました。協議会、予算特別
委員会を含め、私のほうから2000万円の売り上げということは一切お話ししておりません。
新聞報道による中で、いわゆる一般経費については幾らですかという取材に対して、従来お話ししてきている6000万円です。本の売り上げですと、御指摘のとおり、利益とは違うんです。本の売り上げは幾らですか。大体2000万円ぐらいを想定していますと。いわゆるかかる6000万円に対して、新聞報道で単純に差し引き4000万円というのが報道で出たのが12月5日以降です。という事情で、今
委員ご指摘のとおり、我々はそういう認識はしておりません。
従来から申し上げておりますが、外部委託を今回
ブックセンターではしております。そこの
部分についての委託費と見合う分がいわゆる利益の中で外部委託と差し引きにして、ちょうど整合がとれるようにというところでは、従来の協議会の場でも特別
委員会の場でも御説明してきたところでございまして、そこの
部分は従来と変わらない
部分でございます。
以上でございます。
◆寺地
委員 わかりました。ちょっとそういう報道があって、どういう計算というか、どういうことでそうなのかということを今問いただしました。
ある程度今の
田湯理事の説明でもわかります。ただ、やっぱり経費がどれくらいかかるかという問題と、どれくらいの売り上げがあって、どれくらいの利益があるかということは大変皆さん、
市民も、それからこれだけ全国的に報道されていますので、非常に注目されていると思うんです。ですから、その中でやはりきちんと明白に、その
状況を掲示していかないと、間違った方向に報道が飛んだり、いろいろなことになると思うんです。
ですから、スタートはよかったとしても、これからがやっぱりいろいろ
意見が分かれるところになると思いますので、ぜひ本来の考え方に従いながらやっていただくということはお願いをしたいと思います。
ちょっと気になっているのが、
来館者が4万8000人ぐらいあったと。その中で売れたのが2700人余りということになると、大体買っている方が5%ぐらいの人なんです。5.5%ぐらいですか。そうすると、比率が来た人を対象として1割、2割の人が買ったとなれば、非常に効果があるということは明確にわかるんですが、5.5%ぐらいの人が買っているということは、ややもすると、ちょっと微妙な数です。本当に本が買いたくて来ているものなのか、もしくはそういうことじゃなくて、たまたま来ただけなのか、やはりそういう分析がこれからも必要になってくると思うんです。
ですから、来た方々がやはり本当に本に親しむなり、本で感動をいただいているなり、そういう
八戸ブックセンターの趣旨をわかって来ているのかということになると、まだまだちょっと
検討課題の一つだと思います。
ですから、今後、どのように買う方を高めたり、
内容をどうしていくかということは大きい問題だと思います。先ほど説明の中にも
アンケートの中でいろいろ要望というか、
意見が出ているという話があるとおり、決して全ての方々が満足しているわけではないということを考えれば、やはりそこらの問題についても
検討していく、そしてまた改善していく要素はあると思いますので、その辺はぜひ
検討していただきたいと思います。
ちょっと私が気になっているのは、ここに載っていないことなんですが、ドリンクをどれくらい買っているのか、コーヒーが450円、ビールが1杯800円といっていましたか、そういう売り上げが幾らあるのか、前の協議会の説明のときには、売り上げの30%が家賃収入になっているという話がありました。そうしますと、やはりドリンクをどれくらいの方が飲まれるのかということも、非常に大きい要因だと思うんです。例えば、100万円台、飲み物があったのか、10万円しかなかったのか。それでは大分収入というか、家賃が変わってくる。ですから、そういうものがどれくらいあるのか、もしおわかりであれば、お知らせいただきたいと思います。
◎
田湯 まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 買っている人の数字は今ちょっとあれですけど、寺地
委員の話からいうと5.5%ぐらいということですけれども、これは一つの結果ということでお答え申し上げますが、いわゆる今まで本に触れる機会、手にとってみる機会を提供する場でもあるということです。そういうことからいくと、今まで出会ったことのない本との出会いの場の提案、感動を
市民の皆さんに御提案するということからいくと、本を買う買わないという
部分は結果なんだろうと。
ただし、やはり今我々も傾向をいろいろつかんでおりますので、その傾向ということがある程度今見えてきている。ただ1カ月ではいろいろ分析はちょっとできないんですが、その傾向をさらに突き詰めていく。その傾向は、市内の
書店さんのほうに情報として出していきたいと思っておりますので、ですから、
ブックセンターの役割というのは、常に新しい、今までそろえていないものを定期的に変えていって、行くといつも同じ本しかないということではなくて、何かやっぱり違っていくという、テーマ設定についてもしかりでございまして、その辺の工夫というのは随時これからやっていかなければならないところだと思っております。
それから
ブックセンターの趣旨ということで、何をする場所ですかと
ブックセンターの中で現実私自身が言われたことですが、よくまだ
ブックセンター自体を我々が広報、周知できていないと思っておりますので、さらに広報には努めていきたいと思っております。
ドリンクに関しましては、きのうも実は3
書店の社長さんとお話をしたんですが、やはりドリンクを飲みながら本を読むということが我々も含めて慣れていないので、女性の方はどうしてもハンドバックを持って来て、片方の手がふさがっている中で、またドリンクというのもかなりこれは難しいと。一般的にはやっぱり冬場というのはどうしてもドリンクは出にくい
状況になるということもあるんですが、ただ、3
書店のほうとしても、やはりドリンクの売り上げというのは今後の課題ということで、今度どうしていったらいいかという
部分を、きのうも話し合いの場を持ちましたし、今後できるだけ
市民の皆様にゆったりとした
ブックセンター内の環境を提供していきたいということで考えていけたらと思っていました。
ドリンクはやはり相当少ない。ただ、1日10人から20人の方がそれぞれ好みのドリンクを買っているという
状況でございます。
以上でございます。
◆寺地
委員 ありがとうございました。
私たちが行っても、
ブックセンターのいろいろな要素があります。本を読む、
読書会のところがあったり、カンヅメブースがあったり、またはハンモックがあったりしていますけれども、ほとんどああいうところで寝っ転がって読まないと思います。やはり人目もあるし。それからカンヅメブースなんかも果たしてあそこのところで執筆をするのが適しているのかとなれば、ちょっと難しいと思うところもあるんです。どういう使われ方をしているのか、ちょっと細部にはわからないので、あれですけれども……。
それとさっきお答えにもあったように、ドリンクを飲みながら、図書館であれば本を自由に読んでもいいし、借りることもできる。ただ、今の
ブックセンターだと、新しい本をそんなに読んでいいのかと思うんです。1時間も2時間も読んでいればまず買わないでしょう、読む人もいませんけれども。表紙を見て、
内容をちょっと確認して買うか買わないか、または次の本を探すということで動くわけですので、極端なことを言えば、あそこにドリンクコーナーがある必要があったのかぐらいの、それからカンヅメブースとか、それからハンモックが必要だったのかという疑問もあるぐらいです。
ですから、やはりもっと考え方が違う方向だったのではないかというか、余りにもあそこに理想を追い過ぎて、本を売るのに特化するのか、もしくは読書ができるような図書館的な要素を持たせるのがよかったのか、ドリンクも含めて欲張ったような
施設なわけです。それがだんだんにわかるようになるのは、多分時間がかかると思うんです。ただ、そういういろいろな要素が全てがうまくいっているということではないということを認識していただきながら、さらにどうすればいいのかという
検討をしてもらいたいと思うんです。あれぐらいの
施設であれば、はっきり申し上げて、はっちの中でもできたと。そうすれば家賃もかからない。人件費もほかの職員の方と協議をすれば、今の半分以下の経費でできるかもしれない。ひょっとしたら図書館の一部を改造してやればもっと違う展開になったかもしれないということもあるわけで、決して今の
ブックセンターが全て100点というか、いい点数だとは言えないと思うんです。
ですから、今まさにそういう過程であると。始まったばっかりであると。あれを生かすにはどうしたらいいかということは、いろいろ今後
検討しながら、あるべき姿を追っていただきながら、どうすれば経費をもっと抑えられるか、そしてまた有効に使えるか、そしてまたあそこにかける分のお金があったら、もっと子どもたちに読書をさせるような方策のほうがいいのではないかという
意見もあるぐらいですから。そういう声に耳を傾けながら、真摯に取り組んでいただくことを御要望して終わります。
○
小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
3
八戸市
体育施設整備検討委員会の開催について
○
小屋敷 委員長 次に、
八戸市
体育施設整備検討委員会の開催について報告願います。
◎村山
まちづくり文化スポーツ観光部次長兼
スポーツ振興課長 それでは、
八戸市
体育施設整備検討委員会の開催について、お手元の
資料により御説明申し上げます。
本
検討委員会の目的でございますが、以前も申し上げましたとおり、公共
施設マネジメントに向けて今後の市内における体育
施設のあり方や、
整備改修の方向性について、調査
検討及び
意見聴取を行うことを目的としております。
第1回
検討委員会の開催は、今月31日を予定しております。
次に、3の
委員構成でございますが、体育の分野から
八戸市体育協会、青森県高等学校体育連盟、
八戸市中学校体育連盟、
八戸スポーツ振興協議会、学識の分野から
八戸学院大学、
八戸工業大学、まちづくりの分野から
八戸青年会議所シニアクラブ、金融の分野から
八戸市金融団、以上の団体から推薦をいただいた方々を
委員に委嘱したいと考えております。
4の今年度の開催予定でございますが、今月31日と3月中旬の2回を予定しております。
来年度につきましては、3回程度を予定しております。
以上で説明を終わります。
○
小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地
委員 やはり体育
施設の
検討ということは、大変重要だろうと思います。
前々から言っているみたいに、体育館に至っては50年以上たって、耐震もきかないような
状況で、ことしの成人式も東体育館のほうで行われたということは、皆さん方も当然もう市立体育館が使えないというか、危険性もあるということを認識されているということだと思うんです。ですから、ぜひこれは
検討を早目にしていただいて、どのような方向性になるかということを示していただきたいと思います。
そこで、私は前にも一般質問で言ったみたいに、伊調馨さんの国民栄誉賞も含めて、やはりそういう子どもたちに夢を与えるような体育
施設、そういうアスリートを育てるということを考えれば、思い切った計画も必要だろうと思うんです。
実は、10月に三重のほうに行って、サオリーナの建設を見てきました。大体150億円ぐらいで第一メーンアリーナ、サブアリーナをつくりながら、既存の県立の
施設を市のほうでいただきながら、国際メッセができるようなメッセ会場、そういうものも併設し、そのほかにプールがあったり、武道場があったり、そしてまたスポーツをする方々の健康診断、そういう科学的なスポーツの取り組みをしている
施設があるんです。それが来年6月に
オープンになるそうです。その
オープンに合わせて、大体今70種類ぐらいの国際大会、国内大会が決まっているということ。そういうことの波及効果がすごく大きいことを視察してきました。
やはり私は
八戸にそういう同じものはつくれないかもしれないんですけれども、そういう方向性でスポーツに親しみ、またスポーツを振興するような
状況になってくれば、いろいろな意味で教育にも子育てにもさまざまな意味で変わってくると思うんです。
ですから、この
検討をしながら、その方向性と、それから期日、いつごろ、どういうものをどのようにつくっていくんだという、
施設も含め、工程も、それからやる目的も総合的に計画してもらいたいと思うんですけれども、この
検討委員会の中で、いろいろな団体から
委員が出ますが、その中で
検討される項目、今現在わかっていることの、どういう項目を
検討されるおつもりなのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
◎村山
まちづくり文化スポーツ観光部次長兼
スポーツ振興課長 この
検討委員会は、市内における体育
施設の将来的な
整備、あと更新計画の基礎をつくることを目的としておりまして、第一に、
委員がお話ししたとおり、長根の体育館では現在大きな催し物等を皆さんのほうで御遠慮されているという
部分がございまして、それが一番の中心となることは皆様のほうもわかっているとおり、どうしてもそこが一番の要点になるだろうと。
ですが、そのほかにもやはり人口が減っている。子どもの数も減っている。それからあと生涯スポーツが盛んになっているということも踏まえながら、各
施設の
整備、それから統廃合とか、そういうのも
検討しながら、よりよい体育
施設の
整備を
委員会のほうで方向性を決めていきたいと考えております。
◆寺地
委員 ありがとうございました。
今、いろいろ
施設について統廃合も含めて
検討されるということですけれども、私は
八戸市が今中核市になって、この圏域の中で中心的な役割を担っていくということになれば、そういう体育
施設もさまざまな
イベントもやれるようなということも考えれば、連携中枢都市圏全体が使うような体育
施設もあわせて考えるべきだと思うんです。
八戸がその中心になっているということも考えれば、決して
八戸の人口だけではなく、上北郡から
八戸圏域から、下手したら十和田、三沢を含めて、いろいろ考えるということも必要になってくると思うんです。
そういう構想も含めて、
八戸のスポーツ
施設がどうあるべきかということは大きい意味でも
検討課題があると思うんです。ですから、ぜひ
八戸市のほうで、この
検討委員会で
検討する項目の中に、将来像もありますので、ある程度要望を入れながら、どういうものを計画してもらいたいなり、
検討してもらいたいということはある程度明示しながら、誘導しながらやっていただけるということがいいのではないのかと思いますので、その辺を配慮していただくように、御要望して終わります。よろしくお願いします。
○
小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
4 (
仮称)
八戸市
屋内スケート場建設事業給排水製氷設備工事請負契約について
○
小屋敷 委員長 次に、
仮称・
八戸市
屋内スケート場建設事業給排水製氷設備工事請負契約について報告願います。
◎石上 屋内スケート場建設推進室副室長 それでは、
仮称・
八戸市
屋内スケート場建設事業給排水製氷設備工事請負契約について、
資料に沿って説明いたします。
お手元の
資料をごらんください。
工事名は、
仮称・
八戸屋内スケート場建設
事業給排水製氷
設備工事。
工事場所は、
八戸市大字売市字輿遊下地内。
工事概要は、
給排水衛生
設備工事として、
給排水衛生設備、消火設備、厨房設備、さく井設備に関する
工事及び製氷
設備工事となっております。
工事期間は、
契約締結の翌日から870日間。
契約額は、15億9840万円。
契約者は、大成温調・テクノワーク・三久工業特定建設
工事共同企業体で、1月10日付で仮
契約を締結しております。
なお、本日御説明申し上げました案件については、次期議会へ提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○
小屋敷 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆寺地
委員 この製氷
設備工事が唯一残っていた
契約の中で、いろいろ本体
契約とか、さまざまあって、この
契約が最後だと思います。いよいよ
工事の業者も決まりスタートすると思うんですけれども、やはり私たちが一番心配しているのは、先ほど大館
委員もおっしゃいましたが、
工事の段階で請負金額が
変更になったり、さまざまするという事例が多くあるという心配があるんです。
それと、
工事期間が870日間ということですので、1年先でもなかなかわからない時代に、3年後となれば、いろいろな意味でわからないというか、今想定できなかったことが起こる可能性もあります。それにつきましては皆さん方も業者とのいろいろな話し合いやさまざまなことで、
契約が確実に実行されるように御努力いただきたいと思います。
以上を申し上げて終わりたいと思います。
○
小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
小屋敷 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
5 その他
・
八戸ブックセンターにおけるクレジットカードと
図書券の使用及び
アンケート結果の受けとめ方について
○
小屋敷 委員長 以上で本日予定しておりました
理事者からの報告案件は終了いたしました。
この際、その他で何かございませんか。
◆中村
委員 先ほどの
ブックセンターの件でちょっと聞き忘れて、済みません。
私も
オープンして間もなく買いに行こうと思って行ったんですけれども、ちょっと前にも聞いたんですけれども、クレジットカードと
図書券が使えないということでお聞きしておりました。実際に使えない
状況ですけれども、それがいつごろから見通しとして使えるのかと。
それから、先ほど
アンケートの意見の中で、長期継続してほしいという
意見が一番多い声で上がっているんですけれども、できて間もない
施設に対しても、心配しているというような
内容だと思うんですけれども、どう受けとめているのか、この2つをちょっとお聞きしたいと思っています。
◎
田湯 まちづくり文化スポーツ観光部理事兼
まちづくり文化推進室長 クレジットカードの使用についてでございますが、やはり
市民の方からの要望にも本を買う際に、
意見として出ております。それで、現在、クレジットカードの使用につきましては調べているところでございますので、導入の方向に向かって
検討をしているということです。ただ、クレジット会社との
契約とクレジット会社の
契約の際の手数料の関係もございますので、そこは慎重に余り手数料を多く取られないように。しかし一方では
市民の皆様の利便性も確保しなければならないということで、今、そこのところについては、
検討しておりましたので、ちょっと導入時期については明確には申し上げられませんが、
検討させていただきたいと思います。
それから、長期継続してほしいという
部分の意味合いはさまざまとれる
部分もあるかと思っていますけれども、
施設自体、本の陳列について、かなり御好評を得たとは思っておりますが、この
内容だけではこうだとはちょっと言い切れないと見ております。ただ、今後ずっと
アンケートのほうは続けてまいりますので、さらに詳細な形で御
意見をいただければと思っております。もちろんそこについては先ほど寺地
委員のほうから100%と思うなということもありましたので、そう思わないようにしていきたいと思っておりました。
以上でございます。
◆中村
委員 わかりました。通年というのですかね、やはり1年通してやってみないと、さまざま時期的なこともあるし、さまざまあるんですけれども、しっかり私らも応援していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
○
小屋敷 委員長 他にありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
──────────────────────────────────────
○
小屋敷 委員長 ないようですので、以上で
総務協議会を閉じます。
午前11時04分 閉会...